チューク
シュノーケリング③

チューク遠征ツアー「キミシマ環礁」

憧れのキミシマ環礁へ出発!広大なチューク環礁から更に外洋をぬけるとキミシマ環礁があります。モエン島からスピードボートで約1時間30分。天候に大きく左右されるポイントなので訪れる事が出来ないケースも多いそうです。今回一般的には難しいと言われている時期だったのですが、海が凪で憧れに近い綺麗なキミシマ環礁へ訪れる事が出来ます。天候は雨交じりの曇りですが、とてもラッキーな気分で出発から楽しみです。

トラックオーシャンサービスの末永さんはチュークの海を知り尽くしていますね!チューク環礁はあらためて大きな環礁なんだな~と実感します。グルリと囲む環礁の端部分にリング状になって無人島がいくつもあるのですが、とっても遠~くまで見渡す限りの水平線にそれらが平たく見えます。

末永さんは、全ての大小無人島へ釣りのツアーやシュノーケリングツアーなどで訪れているとの事で、あそこの島周辺では全く異なる珊瑚の群生を見る事が出来るですとか、このポイントでは潮が外洋から流れ込むエリアなので大物釣りには最高のポイントですとか、この海域ではイルカとの遭遇確立が高いです。などキミシマ環礁はもちろんですがこの様な話を伺うと今から是非立ち寄って欲しい!なんて思ってしまいます。

ドロップオフのシュノーケリング

ストーンとうん100mも一気にドロップしているところです!チューク環礁最後の島の通過するとキミシマ環礁までの間は外洋の海となります。これまでと様相が一転し、海が大きくうねっています。ちょっとダイナミックな海になってきます。これは天候が悪かったらホント行けないですね。・・・しばらくすると白波が立っているどうやらキミシマ環礁のリーフエッジのポイントが見えてきます。ついに来たぞ!ここか~とワクワクです。

このポイントはダイビングのポイントにもなっている様で、そこをシュノーケリングでドリフトしていきます。潜る前にスト~ンとうん100mも一気に底にドロップしているところです。と説明を受けていたので、この様なところもシュノーケリングでは初体験である為、ちょっと緊張気味。

これまで見たことが無い鮮やかなブルーに感動果たしてどんな世界が待っているか・・・。神聖なところへ足を踏み入れるような気持ちです。いざ海へ。・・・ウォ~凄い!マスク越しにこれまで見た事がない鮮やかなブルーがいきなり飛び込んできます!これはもの凄いインパクです。フィンの下の海はホント断崖絶壁となっており、吸い込まれていきそうです。天候が良ければ太陽の光もキラキラと差し込んでもっともっと綺麗なんだろうな~。と思います。これまでのインリーフ内の無人島でのシュノーケリングとは桁外れのダイナミックさですね。

断崖絶壁の地形に沿うようにシュノーケリングで流します。絶壁の逆部分、つまりリーフ部分では海面と水平になってテーブル珊瑚が一面に広がっていて、とても綺麗!波がザブンサブンと打ち付けるのでそちらへは危なくて行けませんが、そんな環境でもとても多くのトロピカルフィッシュ達をあちこちに見る事が出来ます。浅いから大物も襲ってこないんでしょう。皆楽しそうに波に揺られダンスしています。

「青」が強烈なインパクトの海

鮮やかな青が強烈なインパクトのドロップオフ絶壁の底を覗くと大物も悠々と泳いでます。とってもデカイ『ナポレオン』です。シュノーケリングでこんなの有り?と思ってしまいます。ブダイもたむろしてこの鮮やかなブルーの海をのんびり楽しんでいるようにフワフワ泳いでます。パラオのブルーコーナーも同じ様にドロップオフで有名ですが、ここキミシマ環礁のドロップオフは海面から一気のドロップオフなのでシュノーケリングでダイビングレベルの楽しみを満喫できます。

しばらくするとあまり好きではないサメ君も底から肩を左右に揺するように得意気にやってきます。俺の縄張りに入ってくる奴は誰!と言わんばかりの泳ぎです。時間にしてあっという間で15分も無いと思いますが、魚よりもここは鮮やかな青が強烈なインパクトとして残ります。この色を見るだけでも遥々やってくる価値は十分すぎる程あります。

海鳥達もやってくる程の秘境エリアなんでしょうねシュノーケリングの後はキミシマ環礁内の無人島に上陸してランチです。インリーフの無人島同様にこちらも砂が流されてしまって景観美は落ちてしまっているようですが、それでももの凄く綺麗!ホワイトサンドビーチが本来であればこの無人島には遠くまで続く様です。その本来の美しさを見てみたいです。とても残念。

僅かに白砂が残る波打際には名前は分らず申し訳無いのですが、たくさんの美しい白い鳥達がやって来てその白砂で羽根を休めているシーンも見れます。近づくと直ぐに逃げてしまうのですが、野性の海鳥達もやって来る程ですのでほんと秘境エリアなんでしょうネ。天候と白砂が流されてしまって。というマイナス面はありますが、それでも素晴らしさを実感で大満足の遠征でした。是非是非訪れていただきたいです!

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