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視察Report
電気・ガス・水道の整備されていない島へチューク島では電気・水道・ガスが整備されていない島がまだ多くあります。その1つサクラ島というローカル人口800人という島へ足を運んでみます。その島は本島のモエン島からボートで約1時間くらいのところにある島で、ボートが船着場付近にやってくると元気なローカルの子供達が笑顔でお出迎えをしてくれます。とても笑顔が可愛い子供たちなのでカメラを向けるとハニカミながら応えてくれます(「写真」という言葉は彼らも分るようです) Tシャツにパンツ一枚の井出達でたくましい!と思ってしまいます。
なんか皆さんのんびりとしていますよモエン本島と違ってアスファルトの道などありませんが、綺麗に島を清掃している様でゴミはほとんど目にしません。これが本来の南国のイメージなのでとても気持ちが良いです。早速大きなナタを持ったお母さんが家の前の芝刈りを一生懸命しています。その近くには同じく女性が手作りの箒で道を綺麗に掃きあげています。服装は南国女性には必ずのムンムというカラフルな服を着ていて会ったばかりですが親しみを感じます。
ココナッツを半分に割って上手く大鍋を乗せて火を起こしていますね点々と各家々が島の内部へ行くほどにあります。その中でちょうど自炊をしていた方がいらしゃったのでその中を覗かせて頂きます。台所は住居の家とは別に設けられていて簡単な屋根と風除けのバラックを四角く建てたものです。天井はてても低いです。その中で薪を組んで大きな鍋で(多分パンの実だと思います)ぐつぐつと料理をしていますね。
キャンプでよく使う大鍋よりもデカイ鍋なのですごい量を一気に作ってしまうようです。ココナッツを半分に割ってそれらを上手く土台にしてその上に大鍋を乗せて火を起こしています。こちらは男性が火の番をしているのですが、地面に椰子の葉を敷き詰めその上にのんびりと座って料理をしていますね。
パンダナスの葉で編んだゴザの上に赤ちゃんが気持ちよさそうにしていますまた別の台所では、女性がこちらもとっても大きなタライの容器に、ココナッツミルクと多分タピオカだと思うのですが、混ぜ合わせた料理をしています。少し頂ける事が出来たので味見をしてみると、もっちりとして甘いデザートを食べている感じで美味しいです。可愛い赤ちゃんもいます。パンダナスの葉で編んだゴザの上に男の子と女の子が寝かされていて、木陰で気持ちよさそうにしていますよ。
島には4クラスの学校もあります(遅刻などできませんね)車の騒音もないし全てがのんびりとした時間です。日本の高いコンクリートジャングルのビルは、こちらでは高い木々のジャングルとなって、木陰を多く作ってとても過ごし易いです。食べ物をコンビニで調達するのが当たり前の日常ですが、こちらでは全て自給自足の生活を送っています。バナナやパパイヤはもちろん。大きく成長したマンゴーの木とパンの木。タロイモなど島中に植えられています。
ライムの木もありますね。これをお刺身に搾って食べると南国ではとても美味しいんです!もちろん椰子の樹はどこでも見掛ける事が出来て、彼らは飲んで!と木に登って椰子の実ジュースをご馳走してくれます。とてもフレンドリーな島民の方々ですよ。何かお返しをしたかったのですが、何も持っていかなかったので申し訳なく思います。ごめんなさい。島には学校もあります。4クラスしかないようですが、各家からとても近くにあるので、遅刻なんてあり得ないでしょうし、サボリなんて事も出来ない環境です。直ぐに呼びに行けますので・・・。
金の差し歯がチューク女性のおしゃれ!面白いですね女性のおしゃれに関しても興味深く面白いシーンと出会えます。南太平洋のタヒチでは女性のロングヘアーが美しいとされているようですが、こちらは差し歯に(それも目立つ前歯に)金を用いています。ニコっと笑うとその金歯がよく目立って所変われば色々なおしゃれがあるもんだと面白いです。
もしかしたら・・・とローカルスタイルがまだ残る島なのでTATOOも見れるのでは。と思ったのですがチュークではもうその様な文化は無くなってしまったのか、或いは、もともと無いのか分りませんが、見る事は出来ません。この様な生活をしている彼らですが、不自由をしているわけでも無いですし、便利に成りすぎている我々の生活よりも活き活きとしている様に見えます。
チュークの違った一面を見ることが出来きます。シュノーケリングツアーで途中の立ち寄りが出来ますので是非訪れて頂きたいです!
チューク視察レポート