- チュークってどんなところ?
- チュークを楽しもう!
- チュークのお奨めモデルプラン
- チューク視察レポート「ホテル編」
- チューク視察レポート「観光編」
- チュークのキャンペーン情報
~チュークの専門旅行会社~
視察Report
とっても小さな無人島で宿泊してみよう!チューク環礁の無人島には宿泊できる島が2つほどあります。ジープ島とオローラ フォノムーアイランド島。今回オローラ フォノムーアイランド島へお世話になります。その島はモエン島からボートで飛ばして約30分程のところに位置していて、これから太平洋のど真ん中の小さな地図にもない無人島で1泊だ!と思うとワクワクします。
お客様はのんびりお過しになられたいという方ばかりで、まだジープ島ほど知名度は高くないですが、その事で、例えば1家族だけ・1人だけ・ご友人のみ・で島を貸切り。という事がほとんどのケースで可能の様ですよ。実際私も1人で貸切り状態で過ごしてきました!
島の端から端まではゆっくり歩いても1分も掛からない小さな島です島の端から端へはゆっくり歩いても1分も掛からない程の大きさですが、島内の雰囲気は緑が多く木陰がとても程よい空間を創っており過ごし易い島です。蚊などもおりません。ミツスイというとても綺麗な赤と黒の色をした鳥達も生息しております。とても近くで見れますので美しさが良く分かりますヨ!たくさんのヤドカリ君達もあちこちに!
島を管理するローカルスタッフがお食事などの世話を致します聞こえてくるのは波の音・風の音・鳥の鳴き声・木々の葉の揺れる音だけです。車の騒音・音楽・携帯などとは無縁の世界です。島を管理するローカルのスタッフが常駐しておりますので(2名様+犬1匹)、その方が食事の準備を行ってくれます。夕食はお肉がメインのBBQ・朝食はベーコンエッグとトースト&コーヒーです。イメージとしては夏のキャンプのような感じですね。トイレやシャワーは雨水を利用しておりますが、あまり不便は感じません。飲み物はもちろん本島より運んできてくれます。
島は見事な珊瑚にぐるりと囲まれていてシュノーケリング天国島の回りは珊瑚が見事なまでに群生していてシュノーケリング天国ですヨ。天候が良ければ満天の星空と月明かり(朝には朝焼け)をご覧頂ける様ですが、お世話になる日は荒れた天候で風が強く雨も降り始めてしまい、唯一厚い雲に覆われたぼんやりとしたお月さんだけを眺める事が出来ます。
全4室の簡単なバンガローですそんな環境の島には簡単なバンガローが建てられており、そちらのお部屋でご滞在が出来ます(シンプルなベット1台とファン) 全部で4部屋の小さな寝泊りが出来るだけのバンガローです。夜にはジェネレーターで電気がつきますが、深夜になるとジェネレーターを切ってしまいますので、それまでの間にスマホ等の充電も出来ます。
電気が無くなってからはホント真っ暗な世界になるのですが、逆にその時間からがとても面白く感じます。普段明かりのない生活など有り得ない日本ですので、自然の光だけを頼りにしている今をとても新鮮に感じられます。天候さへよければ・・・と恨めしく思いますが、これも自然の1つと受け入れます。
圧巻のテーブル珊瑚群が広がっていて神聖さも感じる海さて、時間を少し戻して島に上陸してからですが、やはり目の前に広がる海へも挨拶に伺います。岸から直ぐのところがもうシュノーケリングポイントです。この島ではテーブル珊瑚が一面に広がっていて圧巻の景観です(写真参照ください)。恐らく台風や大波で一度砕かれてしまった珊瑚がまた蘇ってきている為と思いますが、パーティで使う大皿程の大きさのテーブル珊瑚が競うようにして生存競争をしています。若々しさというか海の中が活き活きしています。
そして白・黄色・紫・黄土色・ピンク色をしたテーブル珊瑚は、まるでお皿の上にオードブルとして乗っている様に見えてとても賑やかです。ずっとその光景が目の前のマスク越しに続いています。先に行けばもっと綺麗な景色も見れるかもと思いつつも今回はこの場で動かずに楽しもうと思います。自然への畏敬からでシュノーケリングをしてこの世界を傷つけたり壊したりしてしまっては本当に申し訳ないと思うからです。この先からは神聖なエリアなので入ってこないで!という珊瑚の叫びも感じます。
カラカラカラ~~と心地よい音色があちこちから響いていますシュノーケリングから島に戻ってのんびりボ~としていると島には別の音があるのに気づきます。それは波打ち際からの心地よい音で木管楽器の高音に近いです。砕かれた珊瑚は波打ち際に打ち上がってきます。ほとんどは繰り返される波の浸食で角がとれて丸い棒(20㎝程度の長さで太さはちょうど野菜のキュウリくらい)のようになっていて無数にあります。
それらが打ち寄せる波で、ド~と岸に打ち寄せられ、引き潮の時にそれらがコロコロ転がりながらお互いぶつかり合ってまた海に戻っていきます。どうやらその時にぶつかり合って転がる際に創られる音の様です。カラカラカラ・・・とあちこちで聞こえてきます。優しくカラダに沁みこんでくる音でとても癒されますね。
ただ、次に打ち寄せる波がやってくるので、それは残念ながら直ぐにかき消されてしまいます。わずかな時間のみ創られる音なので、それを聞き逃すまい、そして大切に耳に残したい。と集中します。同時に思う事は、日本ではなんと何の意味もない音だらけの中で生活している事かと・・・気づかされます。僅か1つのそれも短い自然の音から都会での生活を考えさせられてしまいます。
日帰りの立ち寄りも可能で、のんびり過ごされるのも良いですね是非1泊でも良いのでこの自然満喫のオローラ フォノムーアイランドへ泊まって頂きたいです。或いは、日帰りのツアーで立ち寄る事も出来ますので、数時間でも読書をされたり、のんびりお過し頂くのも良いと思います。自然に包まれる時間をお過し頂くことは最高の贅沢になると思います。
チューク視察レポート