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視察Report
モツピクニックツアーへ出発ボラボラ島のラグーン内にある小さな島（モツ）へのシュノーケリングツアーです。楽しみにしていたツアーの1つでしたのでどんなツアーなんだろうと期待も大きいです。天気は快晴。モクモクの入道雲を水平線のかなたに眺めながら、スピードボートは鮮やかなボラボラ島のエメラルドグリーンの海の上をかっ飛ばします。吹き付ける風もとても心地よいです。ただ、陽射しがとってもキツイです！
モツ（小島）へ上陸オテマヌ山がいつも視界にある為か、意外とラグーン内は大きそうでいてボートで飛ばせば結構小さく感じます。遠くにわれわれが上陸するモツが見えてきます（ボラボラ島にはモツは多数点在していますよ）。そのモツは椰子の木が無数に生い茂っていて、真っ白なビーチが島をグルリ囲んでいます。モツ周辺の海もキラキラと輝いてお出迎えしてくれている様。ビーチにはリクライニングチェアーもあり、少し奥まったところには木陰の中にハンモックも設けられています。比較的大き目のモツのようです。
スピードもスローになってボートはだんだんと島に近づいて行くと、海の下も透けて見えるくらいに変化していきます。「凄い綺麗！」。もう底が手に取るくらいになると、そのままボートごとゆっくりと白い砂地の浅瀬へ“サッー”と乗り上げて上陸します。感動ものの美しさです。ボートから1歩海へ足を踏み入れた時、ずっと追い求めていた憧れのものを手に入れた時のような満足感も加わって、心から嬉しくなってしまいます。
モツではのんびり過ごすのが良さそう！モツからはもちろんオテマヌ山も見えます。エアコンが効いているお部屋から眺めるオテマヌ山も良いですが、ハンモックに揺られながら木陰のそよ風といっしょにユラユラと眺めるのもこれもまた良いですネ。モツでは何もせず景色を楽しみながらノンビリして過ごすのが良いようです。
少し泳いで見ると砂地なので珊瑚礁はほとんど目にしません。もっと多くの魚を期待したので、ちょっと期待はずれかな。イメージではタヒチと言えば必ずの魚“スダレチョウチョウウオ”がたくさん見れると思ってましたので・・・。唯一お食事中のシマハギの小さな群れが見れた程度でした。
タヒチアンBBQのランチ！戻ってみると昼食の準備が出来てます。浅瀬に設けられたビーチパラソルにテーブル。そのテーブルにはバナナの葉が綺麗に敷き詰められていて、タヒチアン風なアレンジをしてくれてます。これがタヒチアンBBQのスタイルなのかな！ヒザよりも少し下くらいまで海につかりながらで最高のランチ。
メニューはマグロステーキ：このＢＢＱソースがとっても美味しい！／タロイモ：サツマイモみたいでとっても甘くこれもまた美味しいです。／ポワソンクリュー：タヒチ伝統のマグロのブツ切りと野菜のサラダで何度食べても飽きません／そしてヒナノビール。ついつい食べ過ぎてしまいます。リゾートではほとんどがフレンチばかりだったのでちょうど良いメニューです。
ボラボラ島でシュノーケリングを楽しもうランチが終わると今度はモツを後にしてシュノーケリングポイントへ向かいます。珊瑚礁が今度はもの凄く発達しているエリアがあって多くの他のボートもやって来ています。食べ過ぎたのでちょうど良い食後の運動になります。いざボートからダイブ！・・・とても綺麗なトロピカルフィッシュがマスク越しに多く飛び込んで来ます。BUT・・・たくさんの熱帯魚はいるのですが、ここでもスダレチョウチョウウオを目に出来ません。僅かに数匹のみ。
ちょっと凹んでいると、たくさんの魚の中にひと際目だった可愛らしい“イッテンチョウチョウウオ”が混ざっています。体調は5センチにもみたないですが、黄色い背びれに白の魚体。その魚体には黄色の綺麗なストライプが数本斜めに入っているのと、名前の由来にもなっているんでしょう1点の黒い斑点もあります。2匹のペアだったのですが、それ以外のトロピカルフィッシュは目に入らなくなってしまいました。ずっとそのイッテンチョウチョウウオを追い続けてます。
シンクロのドュエットのように2匹が付かず離れず一緒になって右に行けば右に反転し。左に行けば左にとユラユラと泳いでいます。とっても綺麗なシーンです。これだけでも満足です！ただ、他にあまりにも多くのお客様が来るポイントのようなので、最後の方には人だらけになってしまって、ちょっと参りました！
エイが四方からボートにやってきますこのシュノーケリングポイントも後にし次はエイの獲付けポイントへと向かいます。この獲付けはタヒチならではのものですし、日本人には興味大のイベントだと思います。ボートはラグーン内にある浅瀬の砂地をゆっくりと流していきます。ボートキャプテンも360℃グルリとアンテナを張り巡らせてエイを探しているようです。こちらも一緒にエイを探します。
こんな広いラグーン内に果たしてやって来てくれるんだろうか。と半信半疑な気持ちです。でもそんな心配を他所に海底を這う様にしてユラユラとやってくるグレイのエイたちが見えます。「ア～来た来た。あそこ！」と思わず声をあげてしまいます。１mくらいの大きさのエイ君たち5匹です。四方からどことも無くやってきます。餌をもらえる事が分かっているようなので彼らはやってくるみたい。
タヒチならでは。エイの餌付けを楽しもう！ボートキャプテンがイワシを手に海へ入るとキャプテン目掛けてエイたちが突進してきます。もの凄い！中にはキャプテンに乗り上げてくるエイまでもいます。最初刺されるんではないかと心配でしたがここのは大丈夫だそうです。われわれも順番にイワシを手にとってエイの待つ海へワクワクしながら入ります。深さは意外と浅く肩くらい。
しかし見るのとやるのとでは違って難しいです。イワシをエイが来るように振って呼び込むのですが、なかなかエイ達はやって来てくれません。逆に手元からイワシを落としてしまって、そのイワシへエイが食らい付いてしまうし、水の中なのでエイたちにもて遊ばれてしまっているようで、こちらが水中でクルクル回ってしまってます。情けない！
エイをじっくり観察できますよ！さすがキャプテンは的を得ているようで彼の方へばかりエイ君たちは群がってます。もうこれは無理だと思って、餌付けをしているキャプテンをシュノーケリングでゆっくり見よう。と気持ちを切り替えじっくり観察です。
エイの風貌はスターウォーズのダースベーダーのヘルメットの部分だけが独立して大きくなったようで、何となく憎らしい顔に見えてしまいます。お腹にあたる裏側は真っ白でそこに顔が付いてます。真っ白な能面の顔みたい。表に目があって、裏に口と顔があってととても奇妙な魚です。そしてヒラメの縁側のようにユラユラと見事に海底を這ってます。
次第にキャプテンからもエイ達は去ってお腹がいっぱいになったみたい。本来はもっと多くのエイたちと餌付けを楽しめるようなのですが、今日は少なかったようです。エイをこれだけじっくりと見れたのも初めてですし、まして餌付けできるチャンスもあるのでとっても面白くエキサイティングです。ボートに上がって大満足！
タヒチでお奨めの海のツアーですね！モツピクニックは、綺麗なモツへの上陸・ビーチ沿いでの美味しいランチ・シュノーケリング・そしてエイの餌付けと盛りだくさんでとっても楽しめます！是非お奨めできるツアーです。
タヒチ視察レポート