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視察Report
しゃくり上げる竿をジグのスピード感をもっと付けて大物狙いですサッ、今度はもっと大きいのを釣り上げてやろう。とジグに願いを込めて再投入です。以前モルディブのハウスリーフでシュノーケリングしていた時、大きなカスミアジがそれまでの悠々としていた泳ぎから、いきなり弾丸のごとく小魚を追っていくシーンを目の当たりにした事を思い出します。もの凄い瞬発力です。あの猛スピードでも小魚達は逃げ切れていたので、このジグもそれくらいの速さにしてみないといけないのでは。と思い今度はそのスピード感をイメージしてジグを振っていきます。
今度は釣れた。ではなく勝負して釣った!大満足グッと竿をあおって、早くそれもリズミカルにリールを巻き上げていきます。時々竿を2度3度クッションをつけるようにしてあおっても見てみます。ポナペの海底のシーンをあのモルディブのカスミアジのシーンと一緒にして頭の中でイメージしています。何度か探りをかけると、またしてもグググググググゥ~と竿先がしなります。
イメージ通りのヒットです。今度は釣れた。ではなく、勝負して釣った。という感じです。最高!ただ、今度はちょっと小さく30cmくらいのこれも同じハタです。色は茶色で美しい柄模様の入った、良く日本でも見るハタと同じ。実際は暑いんで鍋なんて出来ませんが、鍋にしたら美味しそうです!
大きなお世話です!と言いたいところです(嫌ですねー)今回も釣り上げるまで同じく色々な期待をもって格闘していましたが、「これもハタだな~。」なんて変にベテランぶって言う人の声も耳に入ってきます。映画を見ていると時にそのストーリーを知っている人が、聞いてもいないのにそのネタをばらしてしまって面白みが半減にしにしてしまう事がありますよね。今回は全くそれです。
確かにハタだったけれど、釣り上げるまでの駆け引きもさることながら、どんな魚が?というワクワクする期待も釣りを楽しめる1つなので、釣れたのはとても良かったけれど、喜び半減でちょっと残念な2匹目です。
かなりの大物の様で一向にリールが負けない程の格闘他の方にも大きな引きがあって竿が思いっきりしなっています。ギッーギッーとリールの糸もかなり出て行っているようで大物の気配!お祭りしては申し訳ないので、自分のジグを急ぎ巻き上げます。しばらくすると魚の走りも終わって、攻勢に転じて今度は巻き上げる番になります。しかしながら、走りは終わったものの、かなりの大物の様で一向にリールが巻けません。竿を持っていかれまいとする事で精一杯の様です。
逃がした魚はほんと大きいとは正にこのことです!その竿は三日月の様にしなりっぱなし!その方はポナペ島でも釣り好きで有名な方ですので釣りでは超ベテラン。その方が負けじと必死に頑張っているのですが、かなり手強い様です。魚との真剣勝負という感じで、皆息を呑んで見守ってます。ちょっとした緊張感が船上に漂い始めてきました。この方もこの魚が何なんだろうと思いを巡らせているようです。
最初、磯マグロかの様な手ごたえで格闘中にも話していましたが、その魚が首を振ってなんとか糸を振り切ろうとしているのが分ると、これはサメだ。検討を付けたようです。しかし、分ったと同時くらいにプツ~ンとばれてしまいます。イヤーこちらも残念でしたが、当の本人はもっと残念だった事でしょう。逃した魚はホント大きい。とは正にこのシーンに在るかのようです。残念です!
Fishing サファリのレポート