- ポナペ島ってどんなところ?
- ポナペ島を楽しもう!
- ポナペ島のお奨めモデルプラン
- ポナペ島 視察レポート
- ポナペ島のキャンペーン情報
視察Report
大漁で大物三昧の夢を見ているのは自分ばかりではない!前日のアンツ環礁に続き本日も快晴・無風の絶好の釣り日和です。南の島に訪れての本格的な釣りを楽しむのは初めてですが、今日は大潮なのできっと釣れますよ~!との案内に気持ちも高まります。沖合いには生き物の様にモクモクと活気づいている入道雲が張り出していて我々を歓迎してくれている様!
その沖合いへスピードボートでかっ飛ばしています。風がとても心地よいです!ポイントまでの道のりきっと大漁で大物三昧なんだろうな~なんていうイメージを思い浮かべ期待しているのは自分ばかりではないと思います。ポイントまで待ち遠しい!
船上からの初キャスティングに大苦戦・・・最初のポイントに到着です。キャスティングでGTを釣り上げた実績のあるポイントとの事で気合が入ります。ルアーはこんなので魚が食ってくるの?と思う程とても大きく太っとい銀色のイカのルアーで大きさは25㎝くらいはあります。目がギョロとしてちょっとグロテスク。
サッ第1投です。しか~し・・・船上で竿を振るのですが、これが見るのとやるのとでは大違いです。ユラユラした船上の足場で思うように遠投が出来ません。船から落っこちそうにさへなってしまいます。こんなんじゃ話にならないヨ~。と困っていると助け舟です。代わりにガイドの方が遠投をブ~ンとしてくれます。さすが上手い!100mくらいは軽く投げてます。トホトホトホ~情けない!最初の意気込みはどこへやら・・・。
魚が居れば必ず食ってくるから!投げてもらって直ぐに竿を受け取り代わりにリールを巻きます。ルアーを本物のイカが泳いでいる様に見せる為、海面を勢いよく水しぶきが出るくらいに、竿を思いっきり曳いてはリールを巻き上げていきます。この単純ですが規則正しい作業がとても重要です!何度かキャストしますが全然魚のアタリがありません。
魚が居れば必ず食ってくるから。と期待を持たせてくれるので、次こそは!次こそは!とリールを巻く手にも力が入ります。しかし、広い範囲をあたって見るものの魚がルアーを追ってくる気配すらない状況です。時間にして10分も経っていないのですが、もう手の握力がキツイ状態です。ペース配分を考えないとこれは最後まで持たない感じ。こんな大きな海に魚はどこに往ってしまったんでしょう。海の大きさが逆に恨めしく感じます。
キャスティングからジギングへ!これぞフィッシングサファリです。今回は様々な釣りを楽しませてくれるとの事で、キャスティングの次はジギングポイントへ移動です。今度は座ってでも出来る釣りなのでキャスティングと違ってとても安定感があります。ちょっと安心。ジグが着底して直ぐにフケを取ってこちらも本物の魚が泳いでいるかのように、竿を曳いてはリールを巻き、曳いてはリールを巻くを繰り返します。低層→中層→上層と万遍なくあたっていきます。この釣りもそうですが、どれだけ竿を振ったかで釣果に大きく差が出るとの事なので、ひたすら努力の人になります。
海の中のイメージを掴みかけたころ待望の当たり!だんだんとこの釣り方にも慣れてきて、結構いい感じのジギングになっているのが自分でも分ります。こちらはある程度、様になっているみたい。海の中でジグがこちらのイメージしている様にコントロール出来ている感じです。なんかヒットしそう!と期待して竿を振り続けていると、来ました。ググググググッ~という大きなアタリが!待望の初ヒットです。竿先が大きくしなります。
どっしりと重く感じる重量感を楽しみながら、且つ、ばらさない様にばらさない様とリールをゆっくり力を込めて巻いていきます。釣り上げるまでのこの格闘の時間がたまりません。何が掛かっているんだろう。きっと体長1mは優に超すGTが掛かっていているんだろうナ~。なんて、考えが巡ってとても面白くワクワクします。
釣れればどんな魚でも大満足になるものです暫くの格闘の後やっとその魚体が見えてきます。色は明るいオレンジ色の魚の様です。あと少し!どうやら「ハタ」みたいです。上げるとそれは大きく太っていて体調は50㎝くらいあります。日本ではキロウン万円すると言われている高級魚(ポナペではとっても安いそうです。US$3.00/キロ程度。)だそうで、とっても美味しい魚との事。やりました!
あがったのは実際GTではなく大きなハタだったのですが、これはこれでガッカリする気持ちなど全く起きません。それどころか、「あの重量感のある引きはやっぱりハタだったんだ。」と都合よく解釈し全て帳尻が合ってしまいます。逆に、もしばれてしまっていたら、「あの豪快な引きこそGTであって、大きな魚を逃した。」とこちらもこちらで帳尻が上手く合ってしまいます。すごいご都合主義というか何と言うか・・・。素人の恐ろしい所です!
Fishing サファリのレポート